;------------------------------------------------------ ;# コント01.txt ;;コント01; ;------------------------------------------------------ フラン「パチェ〜、私は自機諦めたよ」 パチュリー「まぁ良いんじゃない」 フラン「良くないよ。そこでパチェが『諦めんなよ!』とか言わないと駄目だし」 パチュリー「どうしろって言うのよ」 フラン「自機はいいから、正義のヒーローになりたいよ」 パチュリー「スカーレットさんの所のフランちゃんが、またもやわけのわからない事を言い始めたけどどう思う?」 小悪魔「まぁ良いんじゃないですか」 パチュリー「良くないわよ」 小悪魔「ヒーローじゃなくてヒロインってことには目をつぶりましょうよ」 パチュリー「そこじゃないわよ!」 フラン「とにかくさぁ、私は悪を懲らしめたいよ。どこかに命を散らしていい子悪党はいないの?」 小悪魔「つまり大した悪人でもない人を殺めたいってことですね」 パチュリー「社会問題になっちゃうからやめなさい」 フラン「止めても無駄だっ!」 パチュリー「幻想郷にも、暴走する若者ブームが来たのかしら」 小悪魔「大変ですねぇ」 パチュリー「完全に他人事よね?」 小悪魔「いざとなったら田舎へ帰りますから」 パチュリー「逃げんな!」 フラン「ちょっと散歩してくる」 パチュリー「自由だなぁ…………この子は」 フラン「悪党が見つかるかもしれないし、運がよければ私を改造するために組織がさらってくれるかもしれないからね」 小悪魔「どうしましょうか。本当に行ってしまいました」 パチュリー「それをあなたは笑顔で見送ってるけどね」 小悪魔「それはそれ。これはこれです」 パチュリー「悪党を成敗するらしいけど…………大抵のやつは成敗されちゃうんじゃないの?」 小悪魔「人は誰しも心の奥底に闇の部分を抱えてますからね」 パチュリー「心の奥底から取り出してる連中が多すぎるのよ。とりあえず様子を見て、できる事なら止めるのよ」 レミリア「話は聞かせてもらった! 幻想郷の生き物は全滅する!!」 パチュリー「どうするのよ。また誰かに『オチてねぇよ』とか言われちゃうわよ」 咲夜「まぁ良いんじゃないですか」 パチュリー「だから良くないよ!」